短さについて About the Shortness

あたたかいあの夜が

船のように離れてく

歓びを飲み干した

仲間たちの所へ

 

いつの間にか

歌は終わる

誰も気付かないこともある

 

掌の息の跡

星のように落ちていく

わたしたちは考える

この時間の仕組みを

 

わたしたちは

歌っている

あなたの歌の短さを