作詞:澁谷浩次

作曲:麓健一

 

 

目の前を

白鳥が

横切っていく

 

わたしには

目玉があったのか

 

耳の奥

警笛が

鳴りひびく

 

わたしには

鼓膜があったのか

 

出会うことと

立ち去ることを

繰り返している 繰り返している

 

体を動かすものが

体を忘れたとしても

 

絵の中の

雪山で

助けを待って

 

わたしには

背骨があったのか

 

光る肌

からい酒

倒れた自転車

 

わたしには

心臓があったのか

 

眠ることと

目覚めることを

繰り返している 繰り返している

 

体に入ったものが

体を殺したとしても