真夜中のパーティー Midnight Parties

優しい人が
わたしを呼び止めてくれる
冷たい道路に横たわる
動物のように啼き
パンをかじるわたしを


夜の底で
見つけた轍をたどる足が
正しく踊れるようにどうか
やり方を見せてほしい
凍り始めたわたしに


まるでパーティーのように
日射しが忘れられた
まるで真夜中のパーティー
わたしが負け続けた


高い壁を
飛び越えてくる男たちが
わたしに首飾りをかけて
線描をなぞるように
形を書き変えた


赤い顔で
酔いつぶれたわたしは今も
わたしを追い出した村の
パーティーを夢に見る
懐かしい夢を見る


まるでパーティーのように
心が逆立ちした
まるで真夜中のパーティー
わたしを売り渡した
まるでパーティーのように
日射しが忘れられた
まるで真夜中のパーティー
わたしが負け続けた