二月の歌

  • 作詞:大野円雅
  • 作曲:澁谷浩次


火、火、火 はぜる火と
灰が けぶって 視界を遮った
あの時から ずっと
時間は 止まって 世界を忘れた
 

美しい香炉を 眺めていた
吹き上げられた 煙は
七曲りの 階段を降り
その朝に ほどけていった
  

火、火、火 はぜる火と
灰が けぶって 視界を遮った
あの時から ずっと
時間は 止まって 世界を忘れた
 

黄金色の炎が 駆け抜けて
何もかも 燃やし尽くしたあとに
私たちが とても似ていたことを
気付いては 思い返している

 
火、火、火 はぜる火と
灰が けぶって 視界を遮った
あの時から ずっと
時間は 止まって 世界を忘れた ままで